Mummy-D Album Leading Single
「虹色」
SINGLES 2024.01.03 Release
初のソロアルバムから注目の先行シングル第一弾は、
不確かな未来に一縷の光を灯すセルフラブアンセム
Mummy-D「虹色」
2024年01月03日 Release
Produced by Kaztake Takeuchi, Mr. Drunk
Lyrics by Mummy-D
Beats, Keyboards & Chorus by Kaztake Takeuchi
Chorus by Rie Takeuchi
Strings Arranged & Coducted by Neko Saito
Concertmaster: Great Eida Yoshihiko
Violin: Hijiri Kuwano, Jo Kuwata, Chieko Kinbara, Takayuki Oshikane, Haruko Yano
Viola: Yuji Yamada, Tomoko Shimaoka
Cello: Ayano Kasahara, Yoshie Furukawa
Strings Recorded by Masaki Takamura, 2nd Engineered Taichi Hisamatsu at ONKIO HAUS
Music Copied by Shoji Kobayashi
Strings Recording Supported by Kazutaka Naya (face music)
Recorded by Reinolds Maeda at Nasoundra Palace Studio
Mixed by Ayaka Toki at EELOW
Styling: Rie Kobayashi
Hair & Makeup: Mai Iwaki
Photograph: cherry chill will.
Art Direction & Design: Takuya Nakashiro (BUCCI for Golfickers®)
「虹色」配信はこちらから
iTunes Storeほか主要配信サイト、
Apple Music、Spotify、dヒッツほか定額制聴き放題サービスで配信中。
https://ssm.lnk.to/Nijiiro
Mummy-D The Debut Album『Bars of My Life』
特設ページはこちらから
https://www.rhymester.jp/mummy-d/bars-of-my-life/
解説
2023年5月にシングル「同じ月を見ていた feat. ILL-BOSTINO」で本格的にソロ活動をスタートさせたMummy-Dが、いよいよ初のソロアルバム『Bars of My Life』をリリースする。2024年にデビュー35周年を迎えるRHYMESTERのラッパーとして、長きに渡って日本のヒップホップの発展に絶大な貢献を果たしてきた男が、いまこのタイミングでなにを語るのか――いやがうえにも注目が高まるなか、その一端が第一弾先行シングル「虹色」で明らかになる。
近年の激動する世界情勢と、それに敏感な反応を示す欧米アーティストたちの姿勢に刺激を受けて、改めて「ラップを通して表現することの意義」について向き合ったというMummy-D。そんな彼がここで選択した題材は「セルフラブ」、自分を愛すること/自分を大切にすること。コロナパンデミックを経てさまざまな社会の歪みが浮き彫りになったなか、不安定な時代を生き抜いていく上で最も重要視されている価値観のひとつだ。
セルフラブをテーマにしてルッキズムやLGBTQ+にも言及する「虹色」は、社会からの抑圧に対する抵抗の賛歌であり、不確かな未来に一縷の光を灯す道しるべのようでもある。Mummy-Dは優しく聴き手に寄り添い、真っ直ぐな言葉で人々を鼓舞するが、同時に答えに辿り着くまでの葛藤や戸惑いも隠さない。あくまで生活の中で見つけたリアルな実感に基づいたメッセージだからこそ、「虹色」にはアンセムとしての揺るぎない強度と説得力があるのだ。
Mummy-Dと共に楽曲の制作に携わっているのは、RHYMESTER『MTV Unplugged』(2021年)でバンドマスターを務めていたキーボード奏者/プロデューサーのタケウチカズタケ。曲のメッセージを増強する美しく雄大なサウンドはスティーヴィー・ワンダー作品を彷彿とさせる包容力があるが、ここからは音楽としてのクオリティを高めることに徹底的にこだわった痕跡がうかがえる。「虹色」は、あらゆる点において35年のキャリアを重ねてきた「音楽家」Mummy-Dの深みを感じさせる曲といえるだろう。
この調子でいくと、来たる『Bars of My Life』はいったいどんなアルバムになるのだろうか。「虹色」だけでその全貌を推し量ることはできないが、従来からのMummy-Dのイメージを大きく更新すると共に、彼の生き様を強く反映した作品になるのはまちがいなさそうだ。
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